
この頃年のせいか、常に何か不安感を持っている。それが何かと言われても分からないが家族の事、健康の事、社会の事、老後の事・・・。一つ、一つ、深く考えれば考えるほど不安がつのり、そこまで考え無くても、と言う所まで考えてしまう。今の社会情勢がそうさせるのか、どうしても否定的な考え方になってしまう。ある日、同期の友人と飲みに行く機会があり、その不安感に付いて話してみた、友人いわくそれは誰でも不安はある。そう考え、そう思わない人がおかしい、と言われた。少し安心して話して行くと、その友人は、自分に起きたすごい経験を話てくれた。それに比べたら、自分の悩んでいた事が、チッポケな事だと気付いた。その後盛り上がり、二人で酒を飲みながら、夢を論じ合い、肯定的な話で盛り上がった。最後に二人でその件に付いて出た答えが、いつ来るか分からない、不安要因を思い悩むより、今現在の幸せを感じながら人生を謳歌し、一日、一日楽しみながら、目的を持ってくらして行こうと言う結論になった。
今週の私の好きな詩
*長い人生にはなあ、どんなに避けようとしても、どうしてもと通らなければ
ならぬ道、というものがあるんだな、そんなときはその道を、だまってあるく
ことだな、愚痴や弱音は吐かないでな、黙って歩くんだよ、ただ黙って、涙
なんか見せちゃダメだぜ、そしてな、その時なんだよ、人間としてのいのちの
根がふかくなるのは。
(相田みつを作品集、道、ヨリ)