昨日、私は親戚の仏事に呼ばれていた。私の叔父にあたる人の17回忌法要だ。親戚がたくさん集まり御仏壇に手を合わせて酒肴の席に移った。年上の順で上座から下座へ座っていき、私の座が決まり着座した。その後献杯をして宴が始まり雑談に変わっていった。親戚の人と話しながら自分の座っている位置を改めて確認したら驚いた。この前まで下座に近い所だったのに、今では上座から数番目だ。今まで私の上座にいた3人がいない、どうして来ていないのか聞いて見た所2人は入院していて、後の1人は歳と共に足腰が弱くなり来られないとの事。代わりにその人達の息子が3人、私より下座に座っていた。時の経つのは早いものだ。後数年もすると、私が一番上座に座るのも遅くない。それ以上に後から追ってくる若い人の成長が早いように思う…いつまでも若いと思っていた自分が、もうこんな位置にいるのかと思わされた1日だった。
*追伸 もし私が、一番上座に座る時が来た時は、円卓のテーブルでしてください。
今週の私の好きな詩 * おかげさん。 (相田みつを作品集、ヨリ)