
先日、中学3年生になる娘からおこずかいUPの要求があった。実はこの子の姉も兄にも中学3年の時には値上げしていた。その情報を姉から入手したみたいだ。それがばれたならあげない訳には行かない。まして中3の大事な時に転校させてしまった事に対して親としての負い目を感じていた。そこで私からどうしておこずかいをあげて欲しいのか?と聞いてみた。本人いわく、年も取る用におこずかいも多く必要になるのよと言う、何に使うの?何を買うの?と私がくどく聞くものだから娘が少しキレて、どうしてそう聞くの、私にはあげたく無いの、それならそれで私不良になってやる!と冗談半分で言い出した。その後しばらく口論の末、私が娘にどうしてお父さんがお金の使い道を聞くと思う?と聞くと、娘はどうして?と聞き返した。私は娘に、今家族はお父さんの故郷へ帰って来たでしょう、ここにはデパートもスーパーも無く、おこずかいを上げたところで使うお店はないよ…と言った。その後娘と私はお腹を抱えて笑った。
今週の私の好きな詩 * なるべくなら、うそのないほうがいい。
* (相田みつを作品集、ヨリ)