
世の中には、どうしてかわからないが、重なって思いが叶う事がある。ある日曜日、私はテレビを見ていると朝市での放送が流れていて、芸能人の方が新鮮な魚のお刺身を食べていた。そのお刺身が物凄く美味しく思え急に私も食べたくなり、直ぐ準備をして天草方面の行着けの鮮魚店へ向かった。お店に着き気に入った魚をい捌いてもらい、帰路に着く。海沿いの道を走っていると堤防で多くの釣り人を発見し天気も良かつたので、何が釣れているのか見に行くことにした。車を止め堤防に沿って歩いて行く、釣り人が魚を釣り上げている所を暫く見ているとその釣り人と目があった。アレ、何とその釣り人は私の郷里の先輩だった。話も弾んだ後、帰ろうとしたら先輩が釣り上げた魚をクーラーから大量に取り出し、持って行けと持たせてくれた。私は帰りながら鮮魚店に行く前に寄れば良かった…と後悔していた。夕方になりビールも冷え、魚も家内に調理され食卓へ、ビールを飲もうとした時、ピンポンと、出てみるとお隣さんが魚釣りに行って来たと。魚のおすそ分け、私と家内は顔を見合わせ、こんな日もあるんだね…と思う一日であった。
追伸・・・ちゃんと、いただいたお魚は残さず頂きました。ご馳走様でした。
今週の私の好きな詩 * うばい合えば足らぬ、わけ合えばあまる、
うばい合えば憎しみ、わけ合えばやすらぎ。
*(相田みつを作品集、ヨリ)