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人、それぞれの感じ方


  
私は週末展示場にいる。展示場は28坪程の2階建てローコスト規格住宅が建っていてその日、初めての御客様が来られた。ご夫婦で来られしばらく見て帰られ様子からして展示場が思っているより少し狭かったようだ。その後すぐワゴン車で若いご夫婦と子供3人連れの御客様が来られた。ご夫婦が玄関で靴を脱ぐ暇もなく子供達は走りながら2階へ消えて行った。その後、ご両親が一通り建物を見られた頃、子供達が2階から降りてきて「お父さん、お母さんここのお家大きいね、部屋がいっぱいあるし、2階にもトイレがあるよ、お風呂も大きくてキレイこの家がいいよ!」と両親に話していた。ご両親は子供達が元気良すぎるので私に「お騒がせして申し訳ないです。今の住まいが古くて狭い団地に住んでいるので、こんな家に住めると思い興奮しているみたい」と言われた。それを聞いてなんだか嬉しくなった。一日も終わり帰路の車中で今日一日の出来事を考えてみた、人それぞれ今の仕事があり生活がある。そんな現実の中で家を建てると言う事の難しさ、一人一人の理想に答え、それを現実化し、手助けする自分達の難しさを感じた一日だった。


   今週の私の好きな詩 
     * しあわせは、いつもじぶんのこころがきめる。 
                     *(相田みつを作品集、ヨリ)

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【2011/04/21 15:18】 | | | コメント(0) | page top↑
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