私達夫婦はもうすぐ結婚25周年を迎える。よく長く続いたものだ。それもこれも妻のお陰である。よく私みたいな家庭を顧みず、わがままな夫に付いて来てくれたものである。よく世間では似たもの夫婦と言うが、近頃その言葉の通りお互い考える内容が近い事に気づいた。例えば先日はお昼に近くのお店でカレーを食べた。その後帰りにコンビニに立ち寄ったら、美味しそうな、おでんがあったので晩酌の宛てに買って帰った。家に着き家内におでんを渡すと家内が笑い出し、お父さん、ちょっと台所に来てと呼ばれ台所へ、すると鍋の中には大量のおでん、その脇の鍋にはカレーがあり二人顔を見合わせて笑った。この話にはまだ続きがある。次の日の昼食に私は同僚とチャンポンを食べた。すると又その日の夕食には案の定チャンポンが出た。そんな事が度々ある我が家である。
* 追伸・・・家内にお弁当を作ってくれたなら、夕食が重なる事は無いよと
話している横で高校生の娘が、お父さん一緒だよ前の日の
夜御飯の残りがお弁当のおかずだよ…と一言で終わった。
今週の私の好きな詩 * いちずに一本道、いちずに一ツ事。
* (相田みっを作品集、ヨリ)