私は、息子とよく居酒屋へ行き飯を食う事がある。先日も二人で居酒屋へ食事に行った。店で酒を飲んでいる時、息子が3日間休みがあるが何をしょうかなと~問い掛けてきた。私もその日は確か休みになっていたので何気なく、酒も入っていたせいか、どこか温泉にでも行くか、お前が予定をたてろ、俺も付き合うよ。と言ったかどうか酒を飲んでいたので覚えて無いが、どうも言ったらしく、数日して息子から今度の休みの日に霧島の温泉旅館に予約入れといたからとの事。当日朝8時、これから息子との初めての二人旅である。車は息子が運転し、最初の目的地で鹿児島県にある知覧特攻記念館に向かう、高速道路を走りAM11時過ぎに記念館に着いた。今まで息子が幼少の頃連れて来た事はあったが、今回は自分と同年輩の人達が国、親を思い散って行った事に関して何か思ったのか、一人無言で手紙に見入っていた。昼になり食事を食べながら息子を見ると、何か考えているかのように、静かに食事をしていた。彼が、この知覧の地で何かを感じてくれる事を願い次の目的地、桜島へ車を走らせた。
今週私の好きな詩
* 途中にいるから中ぶらりん、底まで落ちて
地に足が着けば、ほんとうに落ち着く。 *(相田みつを作品集、ヨリ)