先日、学生の頃からの友人が入院した。1週間の入院ですむらしい。入院する前に会った時は不安そうに病気の症状を語っていた。後日、入院日が決まり明日入院と言う時電話があった。今から入院する後の事は頼む!と意味不明な言葉を残し入院した。入院4日目経過を見に病院へ見舞いに行った。病室には本人と奥様がいて私を笑顔で迎えてくれた。病気の経過を聞くと術後の経過は良好で後2日もすれば退院出来るとの事。食事も制限無いと入院前の顔と比べ物にならない万遍な笑顔で答えてくれた。その後本人から、ただ気になる事が一つある。オナラが出ない・・力んで出そうとすると術後の傷が痛みむのでなかなか出せないと。私は小さな悩みと笑い飛ばして病室を後にした。次の日、又本人から電話があり、今度は便が出ないと連絡して来た。そんな事は病院の先生にでも相談して座薬か何か入れてもらえばと言ったところ、本人からは、座薬は看護士さんに入れてもらった。そうしたら直ぐ催して来てトイレに行った所が便は出ず座薬だけ、ポチャリと原型のまま落ちて来てビックリしたと、私は電話口でゲラゲラ笑いながら、じゃあ今度は浣腸でもしてもらえばと言って電話を切りました今頃は退院して元気にしている事でしょう。
* 追伸・・・何でも話の出来る、友達っていいなと思いました。
*今週の私の好きな詩・・・つまずいたっていいじゃないか、人間だもの。
(相田みつを作品集、ヨリ)