私は毎週末、南展示場に来ている。先日も前日からの雨がまだ止まずポッポッと落ちるように降っていた。日曜の朝なので人声もせず車の通りも少ないようだ。窓越しに庭を見ると雨水が所々に溜まっている。2~3週間前から雑草を少しずつ取っていたので雑草はあまり目立たず、取って放置していた枯れ草が水溜りの中に浮いていた。外に人影も無く、雑音も無いのは良いことなのだが、展示場への来場者が少なかったら困った事である。それでなくても近頃の消費税を含む増税による消費の落ち込みは少なからず住宅産業に影響をうけている。だが私個人それを考えたところでどうしょうもない事位はわかっている。だが私も経営者の端くれとして考えずにいられない、窓の外の雨を見ながら考えていると益々落ち込むばかりである。どなたかの本で読んだが、悪い事は夜や雨の日に考えると益々落ち込む。明るく晴れた時に考えれば解決案も出やすいと、一人悩まず今を精一杯頑張ろうと考え方を変えた時、一台の車が駐車場に入り玄関から入って来られようとするお客様が見えた。
* 今週の私の好きな詩・・・なやみはつきないな、生きているんだもの。
* (相田みつを作品集、ヨリ)