
先日、朝起きて庭に出てみた。最近帰りが遅かったのでゆっくり家の廻りを眺めるとゆうことが無かった。玄関を出て庭先に回ると年老いた母親が畑の手入れや庭の草取りを朝早くから行っていた。畑と言っても母親一人で耕作出来る広さだ。だがその広さなのに季節の野菜は食卓には困らないほど収穫される。友人、知人にも御裾分けする位ある。一通り家の廻りを散策して身支度を済ませ会社に出勤した。車中、朝からの出来事を考えると一抹の不安を感じた。もし母親がいなくなったら畑や庭はどうなるのだろう、畑は荒れ放題、庭は雑草が伸び放題、当然、私か家内が畑をするように成るんだろうけど・・出来るだろうか?その事を思うと毎日朝早くから母が行っている畑仕事に敬服する。私がお願いするのは一日でも長く健康で畑や庭の手入れをしていただきたいものである。
*今週の私の好きな詩・・・その場がきなけりや、わかんねえ。
(相田みつを作品集、ヨリ)