久々に家族そろって夕食を取っていた時、TVで将来の夢と言う学生対象の番組をやっていた。それを見ていた子供が突然、お父さん!私は学校を卒業したら○○の仕事をしてみたい、それがだめなら○○の仕事もして、それもだめなら○○・・・と片手では足りない位の職種を上げた。それを聞いていた私と家内が笑っていると、段々夢がエスカレートして行き、あの会社に勤め、あの職種に付けば私だったら5年で仕事はマスターして独立し10年後は会社も大きくして大会社の社長になれるよねー、と言う所まで話がエスカレートしていた。私は夢は大きい方が良いと思って聞いていたら、横にいた家内が一言「○○ちゃん、いっとくけどあなたはお父さんの子供だよねぇーお父さんの顔をみてもう一度、遺伝子の仕組みを考えなさい・・・」その後、子供は私の前で将来の夢は語ることは無かった。
今週の私の好きな詩
*やれなかった、やらなかった、どっちかな。
(相田みつを作品集、ヨリ)